大学院情報科学研究科の学生が電気学会主催の電子?情報?システム部門大会奨励賞を受賞しました
大学院情報科学研究科博士前期課程メディア情報専攻2年生の加藤駿弥さん(指導教員:情報科学部?小林邦和教授)が、昨年度近畿大学で開催された2024年電子?情報?システム部門大会(電気学会主催)で発表した研究論文に対して、今年度の同大会で奨励賞を授与されました。本研究は説明可能AI (XAI) の分野で広く用いられているAttention Mapの客観的な解釈の方法論を提案しており、AIの社会導入で重要な研究テーマとなっています。なお表彰対象となった論文の書誌情報は以下の通りです。
加藤駿弥,小林邦和: 視覚的説明が可能なAttention Mapの解釈方法の提案,2024年電気学会電子?情報?システム部門大会,No.TC11-2-3, pp.328-333, 2024.
例年、電子?情報?システム部門大会では、当年度の大会で条件(2024年1月1日現在で35歳以下)を満たす対象者の中から、優れた論文を発表した若干名が奨励賞の表彰対象となり、次年度の大会で表彰されることとなっています。なお今年度の奨励賞受賞者は、本学の加藤さんをはじめ5名、対象となった昨年度の大会の投稿論文数は378件でした。
加藤さんは、今年度金沢工業大学で開催された2025年電子?情報?システム部門大会では、受賞論文を発展させた以下の研究論文を発表しています。
加藤駿弥, 小林 邦和: Attentionの重みを用いた焼きなまし法によるLLMの特徴量帰属に基づく説明の生成手法,2025年電気学会電子?情報?システム部門大会,No.TC8-2-7, pp.375-380, 2025.
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愛知県立大学 情報科学部